中学生医療・介護体験セミナーを開催しました
- 2025-01-10
- ニューストピックス
2024年12月21日、中学生医療・介護体験セミナーを開催しました。
広島県内から8名の参加があり、医師・看護師・放射線技師・介護福祉士の体験をしました。
医師体験では、セントラル病院外科の竹原医師に担当して頂き、当院で初めて縫合体験をしました。
まず初めに結紮の練習を行い、実際の器具(持針器・針等)を使って、模擬皮膚を縫合しました。
竹原医師が
「自分の顔を縫合するつもりで。大きな傷跡が残ったら嫌だよね」
と声掛けしながら指導されており、患者さんのことを想いながら、実際手術や処置をされているのだと感じました。
最初はみなさん慣れない手つきでしたが、回数を重ねるととても上手になりました。将来が楽しみです。
看護師体験では、実際の点滴セットを使用して滴下体験をしました。
参加者の感想では、
「看護師さんはセットするのが早く簡単だと思ったけど、実際やってみるとむずかしかった」
とありました。
放射線技師体験では、放射線科の見学、MRIの磁力体験をしました。
参加された方の中には、放射線技師に将来就きたい方もいて、実際に体験できてとてもよかったという感想を頂きました。
介護福祉士体験では、人形を使っておむつ交換をしました。
将来、介護福祉士か家業に就くか悩んでいた参加者からは、介護福祉士の夢が大きくなったと感想を頂きました。
その他、
「今よりもっと、医療のことを知りたいと思う気持ちが強くなった」
「将来の選択肢が増えた」
など感想を頂き、私たち職員も、とてもやりがいのあるセミナーとなりました。
当院は中山間地の小さな病院ですが、医療職を目指すみなさんのお役に立てるよう、今後もこのようなセミナーを開催していきたいと考えています。
また、セミナーに参加された方が、将来の夢が叶えられることを祈念しています。