臨床工学科
臨床工学技士はメディカルスタッフの一職種であり、現在の医療に不可欠な医療機器のスペシャリストです。 今後益々増大する医療機器の安全確保と有効性維持の担い手としてチーム医療に貢献しています。
当院は現在3名のスタッフで業務に携わっており、透析室をはじめME機器の保守点検管理業務、病棟における人工呼吸器の対応もしています。
臨床工学技士の業務
血液浄化業務
人工透析室にHD、オンラインHDF、CHDF、腹水濾過濃縮再静注法、白血球除去療法、エンドトキシン吸着などの操作、透析関連装置や水処理装置の保守管理、透析液の清浄化、またシャント不全に対するシャントエコーも行っております。
ME機器管理業務
当院ではME機器の中央管理化を進めており、輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器などの病棟への貸し出し業務、手術室の麻酔器、院内にある除細動器(AED含む)などの保守点検業務などを行っております。
・輸液ポンプ(12台)
・シリンジポンプ(6台)
・生体情報モニター(13台)
・低圧持続吸引器(2台)
・人工呼吸器(3台)
人工呼吸業務
人工呼吸器回路のセットアップ、動作点検(自己診断など)、使用中点検、さらに使用前後での保守点検業務を行っており、いつでも使用可能な状態にしています。 人工呼吸器は、挿管・非挿管(マスク換気)等が行えるよう、機器の準備をしています。